主なレッスン内容
①基礎
挨拶からスタートし、発声練習・腹式呼吸・滑舌・早口言葉など全ての基礎レッスンを行います。これらの基礎はプロの役者でも毎日練習を欠かさないといいます。丁寧に反復練習を行い、しっかりと基本を身に付けていきましょう。
②感情の表現
喜怒哀楽など様々な感情を声・表情・動き・歌などで表現できるように学んでいきます。役柄によって必要とされる感情は異なりますが、幅広い感情表現ができることで、様々な役柄に対応することができます。
役者は、台本に書かれていない相手の感情を読み取って演技を行うことが求められます。感情表現の練習を通して、相手の感情を読み取る力を高め、演技にリアリティを持たせましょう。
③身体の表現
ダンスやパントマイムを通して身体での表現力を高めていきます。舞台と映像では身体の動かし方、使い方が変わります。状況に適した身体の表現ができるようにスキルを身に付けましょう。
また、筋トレやストレッチなど体力トレーニングを行い、役者の土台となる身体づくりもしていきます。
④演技
題材に沿って自分の動きを考えるエチュードや、緊張と緩和を意識的に行っていくワークショップなどを通して楽しみながら演技全般を学んでいきます。例えば、エチュードでは、自分の内面を表現することによって自己理解が深まり、自信をつけることができます。
また、緊張と緩和を意識的に行うことで、集中力を高めることができ、自分の感情や状況に対して冷静に対応できるようになります。
さらに、演技のレッスンを通して、自分自身を客観的に見ることができるようになります。自分の強みや弱みを理解し、改善点を把握することで、より良い演技ができるようになります。
⑤実技
台本をもとに実技演技を行い、現場と同じ様な想定でスタジオ内にてカメラ撮影を行っていきます。このように映像で確認することによって、立ち位置や動き、表情など細かい演技の部分にも気づくことができます。演技中の自分自身の姿勢や仕草について改善点を見つけ、自己研鑽に繋げましょう。
また、実際の撮影現場に向けての準備として、臨場感や緊張感を持って演技に取り組むことができます。