1. 書類選考

モデルの書類選考で一番力を入れるべきは写真です。合否はほとんどの場合、写真で決まると言っても過言ではありません。スマホで撮った写真ではなく、フォトスタジオなどお金をかけて撮影しましょう。特に気を付けたいのがメイク。濃いメイクは避け、素材の良さをアピールするナチュラルなメイクにしましょう。

2. 面接、ポージング

質疑応答などの面接とポージングを行います。グループ面接になることが多いですが、焦らず自分の力を出せるよう落ち着きましょう。自己PRは「モデルになりたい理由」「オーディションの応募理由」「自分の売り」に焦点を当て、一言で済ますのではなく、それにまつわるエピソードや背景を加えるとより効果的です。例えば、「趣味は料理です」だけでなく、「美肌料理の研究をしたり、自分の体調にあわせて必要な食事を作ることできます」と言うのとでは与える印象が違います。また、服装はスタイルの分るスキニーやタイトなトップス、脚を綺麗に見せてくれる7～9cmのヒールがおすすめです。

3. カメラテスト

カメラテストを通し、モデルとしての適性をチェックします。実際に撮影を行い、ファッションに合うポージングが出来ているか、カメラ写りはどうか、現場の対応力があるかなどを見ます。モデルは見た目の美しさはもちろんですが、服やバッグなどの商品の良さを最大限アピールできるかなど、表現力が求められます。普段から雑誌や動画などで研究しておきましょう。また、審査員は「目」を見ています。視線や目力にも気を配りましょう。

自分のウリ（個性）を
理解しよう

自信のあるところや得意なところを理解して、それを磨く努力をしましょう。オーディションにはそれぞれコンセプトがあり、応募者の個性とオーディションのコンセプトがガッチリマッチすると「合格」となるわけです。雑誌の専属モデルであれば、その雑誌のコンセプトとマッチした飛びぬけたウリ（個性）がある人が合格しやすくなります。まずは「自分の個性は何か」を理解することから始めましょう。

諦めない心を持とう

オーディションに受かる人は一握りです。しかし、落ちたからと言って諦める必要はありません。オーディションに受かるためのステップだとして、前向きに考えましょう。何度も何度もオーディションを受けるのが普通です。トライ＆エラーを繰り返して、レベルアップしていきましょう。